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2012.02.16

人材教育・No.2育成カテゴリーに「動物行動学から見る人材教育<やらせて確認する>」を追加しました

-----「はい、わかりました」はデマカセです-----

馬は言葉を介した意思疎通が出来ません。ですから馬がほんとうに理解したかどうかを確認するのに「お前、ほんとうにわかったのか?」と聞いたところで返事が返ってくるはずがありません。そこで馬が理解したかどうかは必ず「やらせて確認」することになります。教えて、反抗無くこなせるようになって、最後に自分で考えてできるかどうかをチェックします。この馬のトレーニング方法を通して、逆に見えてきたものがありました。


「お前、ほんとうにわかったのか?」誰でも一度は言われたことがあるフレーズだと思います。皆さんはおそらく「はい、わかりました」と答えたことでしょう。そして多くの場合「お前、『はい、わかりました』って言ったじゃないか!」と言われたのではないでしょうか。この一連の表現はよくある表現だと思われますが、なぜよく耳にするのでしょうか。



-----本当に理解したことを「腑に落ちる」と言います-----

1)「お前、ほんとうにわかったのか?」
2)「はい、わかりました」
3)「お前、『はい、わかりました』って言ったじゃないか!」

この一連の表現の中で問題があるのはどれなのでしょう。 ・・・続きを読む